【異種格闘技戦】A猪木vsモハメドアリ戦

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ども。MK団二代目団長、マタンキ角南です。

090626

団長が小学6年生のときです。

猪木vsアリの異種格闘技戦が行われました。

結果は引き分け。

世紀の凡戦と言われてるのは皆さんもご存知だと思います。

テレビのニュースや新聞でも「筋書きのある八百長」とか散々でした。

当時は今ほど格闘技というものが認知されていませんでした。

ボクシング=殴り合い、プロレス=何でもあり。

全てのプロ格闘技(ボクシングや大相撲でさえも)にはどこか八百長臭さありで、プロレスは99.9%八百長。

そんな感じでしたね。

団長は小学生だったので試合の内容なんかよくわかってませんでした。

その数年後、新日本プロレスにタイガーマスクや長州力の登場、そして実況古館伊知郎でプロレスブームが起こったのは団長が高校生のときです。

さらにその後UWFによる格闘技ブーム(実はこれもプロレス)

プロレスを見るようになると、格闘技なんかしたこと無いくせに、格闘技通になった気になってました。

当時ようやく家庭用ビデオが普及し始めた時代。

ぼちぼちレンタルビデオやが出来始め、過去の名勝負もビデオソフトも発売され始めました。

そうなると見てみたくなるのが「猪木vsアリ戦」です。

しかしいつまで経っても「猪木vsアリ戦」はソフト化されず。

どうして?

実は試合の放映権がテレビ朝日や新日本プロレスではなくアリ側にあったんです。

いろいろ大人の事情があったんですね。

でも見られないとなると妄想だけが膨らんでいく。

その後、試合当時はあまり知られてなかった

「アリ側の提示したルールでプロレス技をほとんど禁じられていた猪木は寝て戦うしか無かった」

という情報が知れ渡り、さらに梶原一騎のマンガや村松友視のエッセイで

「アリサイドがルール変更を申し出てきたのは、本番前の公開スパーリングで猪木のハイキック(後の延髄斬り)を見てビビったから」

「あれこそが真剣勝負。真剣勝負故にお互いが踏み込めなかったのだ!」

みたいなことが書かれてますます妄想が膨らんでいきました。

これで試合を見ていた人たちも記憶が上書きされ、世紀の凡戦と言われて酷評された試合が、いつのまにか「真剣勝負だった」と評価が変わってきたのです

そしてさらにだめ押し。

その20年後ぐらいに発売された「暴露本」などで

「猪木の試合は全てブック(台本)があったがアリ戦だけは無かった(ミスター高橋)」

「アリ側はエキシビションのつもりだったけど真剣勝負だって言ったら態度が変わってルール変更を申し出てきた(ミスター高橋)」

「アリのグローブは石膏で固められていたよ。グラブチェックとかさせてもらえなかった。
猪木さんも鉄板入りシューズを用意していたけど結局使わなかった(藤原善明)」

なにぃーーーーーー!

石膏グローブに鉄板入りシューズ!?

ルールの駆け引きどころか、裏舞台は今でも言えないこんなすごいやりとりがあったのか。

とどめに

「セコンドのうがい用のバケツの中に拳銃があったんだよ。試合展開次第では猪木さんを本当に殺す気だったのかも(藤原善明)」

もうこの藤原の証言の凄さに小便チビリそうになりましたよ。
((((;゚Д゚)))))))

こうして何十年もかけて世紀の凡戦はとうとう真の世紀の一戦に変貌を遂げたのです。

そしてネット時代になり、YouTubeなどの動画サイトが普及。

今から10年ぐらい前ですが、とうとう幻の世紀の一戦の動画をノーカットで見ることが出来ました。

あはははは、ウソでしたわ。

この試合も絶対ブックありましたね。

強いて言うならアリが大根過ぎたんでしょう。

石膏グローブ?

絶対ウソです。

試合前のグラブチェックなんて当時の新日レスラーは誰も知らなかっただけでしょ。

でも実はゴッチが触って確認しています

最初後方に控えていたゴッチが

「おい、お前ら。ちゃんとグラブぐらい確認しないとダメじゃないか。何か仕込まれてたらどうするんだ?」

という感じでスッと前に出てアリのグラブに手を伸ばして触っています。

(※先日のアリの追悼番組ではこのシーンはカットされてました。惜しい)

藤原の後出し証言を読んだ上で、あらためてこのシーンを見ると当時の新日レスラー(藤原も含めて)たちが甘ちゃんの小僧集団にしか見えません

団長はこのシーンが一番鳥肌立ちました。

この試合、ゴッチが一番ガチだったかもしれないです。

モハメドアリ氏、お亡くなりになりました。

ご冥福を祈ります。

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コメント

  1. kefa より:

    藤原は猪木という教祖の神秘性を守るために話盛るだろうけど
    高橋本は全て嘘とは言い切れないんじゃないのかな?
    あとアクラム・ペールワン戦もガチでしょ
    相手がブック飲まなかったから結局ガチでやらざるを得なかったっていう結果論だけど

    • >あとアクラム・ペールワン戦もガチでしょ
      そうそう、アクラム・ペールワン戦もガチという話でしたね。

      ルールの駆け引き云々の話は高橋本にも書いてありましたけど、それ以前に梶原一騎が書いてたことをなぞった感じです。

      今週土曜日にテレ朝がアリの追悼番組を放送するので楽しみです。

  2. kefa より:

    返答あありがとうございます。
    テレ朝のアリ追悼番組見ました。
    はじめてノーカットで試合を見ました。
    (当時、生きてましたが幼すぎて興味がなかったので)
    断片的に編集されて放送される猪木アリ状態の映像だけだと
    あの試合の緊張感は伝わらないですね。
    もちろん自分でも空手や柔道をやってPRIDEやUFCを見慣れた今の目で
    見てるからってのもありますが
    「世紀の凡戦」との評価と違って全く飽きない15Rでした。
    たしかに出した技の種類は少ないですがお互いの間合いの探りあいに
    「寄らば斬る!」的な緊張感がありました。
    磯村尚徳の「茶番」発言はあまりにも見る目が無い、むしろ無知を晒した発言だったと
    確信しました。
    (まぁどうせ格闘技なんかやったこと無いんだから仕方ないですけどね)
    あれほど蹴られて心が折れなかったアリのメンタルの強さにも脱帽。
    猪木は選手としてだけでなく興行主としてルール妥協しなかったらアリが試合蹴って
    帰ってしまっても困るし、かといって当時の観客があの試合内容で満足するわけもなく
    (観客はアリのパンチにカウン8で立ち上がりバックドロップを決める猪木とかを
    期待してたでしょうから)
    試合後のことを考えると押し潰されそうなプレッシャーの中で闘ったんだと思います。