ども、MK団2代目団長マタンキ角南です。
大阪あべのハルカスで開かれている庵野秀明展に行ってきました。
うーーーん、でも実を言うと、ふしぎの海のナディアも王立宇宙軍もトップをねらえ!も見てないんだなあ。
エヴァは一応見たけど感想は正直いうと「?????」だった。
最後がねえ……なんかあまり考えてなかったんだろうなって感じで、きちんと終わらせなかったことで。
振りが大きすぎて空振りした感じ。
だがワイは40年前、リアルで日本SF大会に参加しDAIKON FILMを目の当たりにしたとき庵野秀明は天才だと思った。
さてあべのハルカスで開かれている庵野秀明展。
まず最初に展示されているのは庵野秀明がアマチェア時代(学生時代)に作ったという8mm映画。
高校生頃に撮ったという作品、ナカムライダーとウルトラマン。
え、これが高校生の作品?
やっぱり普通と違うわ。
ワイも学生の頃に8mmで自主映画作ったりしてましたけど全然レベルが違うね。
しかし高校生の頃に「ウルトラマン」を撮っていたのは知らなかった。
なるほど、だから大学の時に撮ったのが「帰ってきたウルトラマン」なのか。
なんでいきなり「帰ってきた……」なのかわからなかったがこれで一つスッキリした。
そしてその伝説の作品、帰ってきたウルトラマンも5分ぐらいのダイジェストにして上映。
さすがの出来栄え!
円谷プロの目に止まって本物の主題歌が提供されただけのことはある。
そして続いてDAICON FILM……
あれ?
あれがないぞ、あれが!
愛國戦隊大日本が!
ここにきて日和ったか、庵野秀明!
愛國戦隊大日本とは(3行で)
庵野秀明、岡田斗司夫らが学生の頃に作った戦隊ヒーローモノのパロディ自主制作映画
ストーリーはアイ・カミカゼをリーダーとする愛國戦隊と、日本を共●主義の国にしようとする秘密結社レッドベアーとの戦い
思想的に右も左も茶化してまくった、今思えばちょっとヤバい作品
そういえば昔このビデオを民●●●同盟の友人に見せたらマジギレされたことがある。
当時はまだ冷戦時代で、時代遅れの学生左翼運動の残党たちがまだまだいて、高校生とかでも民●●●同盟という日本●●党の青年組織に入っていたりした。
ワイの高校の生徒会なんかは完全にこいつらに乗っ取られていた。
オタクとも違う 気味悪い 独特の空気を持った連中が多かった。
その友人なんかはまだ冗談のわかるやつだと思っていたが通じなかった。
このビデオを見たからどうかわからないが、拗らせまくって「ヤマトやガンダムといった今のアニメは戦争を美化している!」とか「ウルトラマンや仮面ライダーは正義ではなく暴力」とまで言い出した。
冗談ではなく目がいってしまっていた。
大切な友だちを一人無くしたと後悔している。
その後の展示は東映や円谷から貸し出された衣装や模型のレプリカやらなんやら。
ここで注意点として、展示物で同じケースに入って並べてあるのに、
円谷は写真撮影OKだが東映(仮面ライダー等)は撮影NGだった。
これから見に行く人は要注意です。
最後には庵野シン3部作(←勝手に命名)揃い踏みで締め。
シンウルトラマン、2回見たけど3回目が見たくなってきた。
来年のシン仮面ライダーが楽しみ。
それでは今日はこの辺で。マタンキ