サーキットの狼のライバル、ハマの黒ヒョウ
70年代スーパーカーブームの火付け役になった少年ジャンプの人気漫画サーキットの狼。
主人公、風吹裕也とたたかう多くのライバルたちが登場しました。
そのライバルの中でも最も有名だったのがハマの黒ヒョウ。
カウンタックを愛し、カウンタックとともに散った漢のお話です。
最強スーパーカー,ランボルギーニ・カウンタック
ども、MK団2代目団長マタンキ角南です。
こんな記事を見つけました
ランボルギーニ50周年記念
ランボルギーニが50周年を記念し限定112台で伝説の『カウンタック』を現代に復刻
投稿日: 2021.08.14 10:49
8月14日、アウトモビリ・ランボルギーニはアメリカのカリフォルニアで行われているジ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングで、1970年代から80年代にかけたスーパーカーブームの代名詞である『カウンタック』を現代に復活させた限定112台の『ランボルギーニ・カウンタックLPI 800-4』を発表した。ランボルギーニの50周年を祝うモデルで、V12エンジンとスーパーキャパシタを備えたeモーターのハイブリッドで800馬力超を誇る。
ランボルギーニ・カウンタックは、1974年から90年まで製造されたスーパースポーツ。ミウラに続きランボルギーニの名を世界に知らしめたモデルで、日本でもスーパーカーブームの中心的存在となった。直線的なスタイリング、リトラクタブルヘッドライト、シザードア、サイドのNACAダクト、特徴的なテールと、いまだに多くのファンをもつ。また、モータースポーツではスーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権の初年度にもJLOCが投入。多くの注目を集めた。
そんな伝説的な『カウンタック』の名が現代に復活した。ランボルギーニの50周年を祝い、わずか限定112台で誕生したカウンタックLPI 800-4は、特徴的なカウンタックのデザインを現代にリファイン。さらに最新のテクノロジーが組み合わされたものとなった。
外観では、20年近くに渡って作られた初代カウンタックの特徴的な各モデルを研究。くさび形のボディラインや長い長方形のグリル、ヘッドライト、さらに特徴的なリヤフェンダー上部のエアスクープ、サイドのNACAダクトも再現。カウンタックの特徴を表現しつつ、現代のランボルギーニらしいボディに仕上げられた。

なんだろう、この コレジャナイ感 は。
カウンタックってやっぱりもっとこうカクカクしてないと。

そうそう、これこれw
そしてこのカウンタックという名前を聞くたびにハマの黒ヒョウと呼ばれた男を思い出します。
ハマの黒ヒョウとはスーパーカーブームの火付け役となったサーキットの狼に出てくるライバルの一人です。
ハマの黒ヒョウ登場!
モブキャラでなく名前のあるライバルとしては早瀬、沖田、ピーターソンについで4番目に登場しました。
ただしライバルといっても実力は先の三人とは比べ物にならないほど噛ませの雑魚キャラですw
しかしランボルギーニカウンタックという超有名なスーパーカーに乗ってたことで、知名度はダントツ!
主人公・風吹裕也の名前を忘れていてもハマの黒ヒョウを覚えている50代は多いはずです。
初登場シーンは超カッコよくてなかなか期待させられました。

なんと公道グランプリに途中参加!


何者かわからないけどこの勿体ぶった登場の仕方、めちゃかっこいい!
まあ今から思えば出オチで小者感と噛ませ臭がプンプンしてますが、当時小学生だった団長は
これは強力なライバル出現だ!
と思いましたよ。
しかしすぐにその小者臭を感じ取ったピーターソンからは格下扱い。

完全に見切られていますw
そしてその3番目のコーナで

主人公と戦う前にピーターソンに簡単にやられちゃいました(あちゃ〜
わずか2週であっさり退場です。
そしてここでハマの黒ヒョウが伝説となるあのセリフを吐く。

黒ヒョウ「いいマシンに乗るより腕をみがくほうが先か」
おいおいおいおいおいおい
カウンタックぶっ壊してこの冷静さはなんだ?
当時でもカウンタックって 1台2000万円 はしたぞ。
もっと慌てろよ💦💦💦
ハマの黒ヒョウ、再び
こうしてカウンタックをぶっ壊したハマの黒ヒョウですがこの後も準レギュラーとなって度々登場してきます。
次のシリーズ、筑波サーキットA級ライセンス編でもカウンタックで登場。

早瀬「またカウンタックを手に入れたのか」
いやいやいやいやいやいやいや、2000万だぞ、2000万w
ただの暴走族がそんな簡単に買えるものか?
仕事何してんだよ?
このレースではカウンタックこそ壊しませんでしたが事実上の途中リタイア。
3度目の正直、ハマの黒ヒョウ
そして3回目の登場は流石島レース編
これまたレース終盤で海に沈没


またしても2000万+α(レーシング仕様に改造)がーーーーーー
これ死んだんじゃね?
絶対死んでるよね?
ハマの黒ヒョウは生きていた(4回目)
と思っていたら、4度目の登場はよくわからないレースにまたしても途中参加(乱入ともいう)。

いったい誰がカウンタックに乗っているんだーーー!?(わかってるけど)
謎のままストーリーは進むが、しかしわずか1周でカウンタックはスピンアウトしてリタイア。

そして中から出てきたのは

ハマの黒ヒョウ!
またお前か!
オレだけが知るハマの黒ヒョウ再登場の秘密
ここで「何しに出てきたんだ、こいつ?」
当時そう思った読者は多いはず。
ハマの黒ヒョウはいったい何のために登場したのか?
40余年の時を経て、ワイだけが知るその謎の真相を話そう!
実は当時ワイはジャンプ編集部に
「ハマの黒ヒョウは死んだんですか?死んでないですよね?ぜったい生きてますよね?」
ってハガキを送ったんだよw
そしたらちゃんとハマの黒ヒョウが生きていることを描いてくださいました。
ありがとう、池沢先生!
ぼくが一番カウンタックを上手く乗りこなせるんだ!(5回目)
5度目は世間を騒がせる謎のカウンタックを倒すために登場


登場シーンは相変わらずかっこいい!
こうして自身の乗るカウンタックLP400の上位バージョン、LP500Sに戦いを挑むハマの黒ヒョウ!
しかし!

また……
なんだ、この噛ませっぷりは。
まるでカナディアンマンじゃないか。

さらばハマの黒ヒョウ(6回目)
最後はル・マン・イン・ジャパンレース編。

なんなんだよ、こいつw
毎回毎回、登場シーンだけはカッコ良過ぎるぜ!
しかし!


ハマの黒ヒョウーーーーーーーーー(涙
これが本当にハマの黒ヒョウの最期となった(合掌)
全部で6回登場したハマの黒ヒョウ。
壊したカウンタックは全部で4台
うち2台はレーシング仕様車と考えると余裕で総額1億円以上でしょう。
カウンタックを愛し、カウンタックとともに散っていったハマの黒ヒョウ。
主人公・風吹裕也の名前を忘れてもハマの黒ヒョウ、お前のことは忘れないぞ。
それでは今日はこの辺で。マタンキ