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アストロ球団まとめ(3)選手リスト

アストロ超人リスト

アストロ超人とは

太平洋戦争で戦死した伝説の投手、沢村栄治の夢と魂を受け継いだ運命の野球超人9名のこと。

全員が昭和29年9月9日、午後9時9分9秒生まれで、体のどこかに超人の証と言われるボール型のアザがある。

それぞれが超人と呼ばれるにふさわしい常識はずれの身体能力と精神力、そして超人プレイを発揮する。

宇野 球一(旧名:球児)

宇野球一

当漫画の主人公。

投手にして4番打者という、現実にはありえない二刀流ポジション。

左投げ左打ちで、チームでは唯一の左打者。

選手としての能力、成績

投手としての「速球の球速は0.25秒」というよくわからないスピードだが、190kmぐらいではないかと言われている。(ブラックジャック「89.5%」の苦悩より)

豪速球の他に、沢村栄治しか投げられなかったという魔球、三段ドロップをマスター。

ロッテ戦編では試合中にスカイラブ投法という魔球を開発。

ビクトリー戦編では、試合前にドリルで手のひらに傷を入れ、傷の凸凹を利用した七色の変化球を習得。

しかしそれではイマイチ魔球と呼ぶにはインパクトが弱すぎたので、ファントム大魔球を密かに開発していた(キャッチャーの球二ですら知らなかったのでいつどうやって習得したのかは不明)

ジャコビに流星打法

折れたバットを使って打つことで破片が飛び散り、ボールかバットの破片なのか区別がつかなくなる。

当初は球七球八の超人守備を破るためだけに考えらえたギミック打法だった。

絶対普通に打った方が長打が出やすいはずだが、以後あえて折れたバットを使うようになる。

投手成績

高校生チームに1対0(球五に打たれた自責点1)、ブラック球団相手に完封と、超人投手らしい完璧なピッチングだが、ロッテ戦以降はボコボコに打たれることになる。

ロッテ戦ではモンスタージョーに3打数2ホームランの5打点。

リョウ坂本には3打数(実質2打席)で1ホームラン4打点。

結局ロッテ相手に6イニングで自責点10点を取られることになる。

またビクトリー戦では9イニング18失点

4試合での防御率は11.3である。

上野 球二(初代、旧名球太)

ポジション:キャッチャー。

実はアストロ超人ではなく、自称貧乏寺の息子。

野球選手になれば金が入ると考え、超人と偽ってアストロ球団入りした。

超人ではないが、投手が投げる前にそのフォームから球種とコースを読み、さらにバッターの構え(グリップ、スタンスなど)からボールの落下地点をいち早く予測して移動、そしてそのボールを正確にキャッチャーに打ち返すという、離れ技を持っている。

これは本物のアストロ超人でも真似のできない超人打法である。

アストロにこだわらず、普通にプロ球団に入団すれば金持ちにもなれたし、死なずにすんだだろう。

バットを振り回すことで遠心力をつける三回転打法を得意技としており、ありえない高度まで球を飛ばすことができる。

が、超守備に阻まれホームランになったことはない。

殺人L字ボールで頭部に自打球を受け試合中に死亡。

上野 球二(二代目)

小児麻痺で左手の自由が効かなかったが、マネージャとしてアストロ球団に入る。

しかし初代上野球二の死の直後、雷に打たれ衝撃で小児麻痺が完治。

左手のひらに超人の証ボール型のアザがあり、晴れて選手として向かい入れられる。

チームメイトは同い年だが、全員に敬語で喋っている。

もともとたいへん身軽で身体能力は高かったが、超人らしい超人プレイの描写はない。

伊集院 球三郎(本名、陣 球三郎)

右投げ右打ち、ポジションはファースト。

ブラック球団戦とロッテ戦では5番、ビクトリー戦では3番を打つ。

ブラック球団戦とロッテ戦ではいずれも決勝打を放っている。

もともと九州鹿児島の拳法道場の跡取りだったが義兄の伊集院大門に伝承者の座を譲る。

昭和47年夏に高校中退で上京する。

上京後、すぐにレーサーとしてデビュー。

わずか数ヶ月で日本グランプリに優勝。

昭和47年11月にレース中の事故で失明、数日後に一度は死亡。

しかし数時間後、奇跡的に蘇生する。

以降、特訓により心眼を開花。盲目の選手として活躍する。

球二(二代目)同様、チームメイト全員に敬語を使っている。

ジャンプの美形キャラの先駆けで作中だけでなく、実際の読者でも女性ファンが多かった。

しかし劇中では敵側からメクラ呼ばわりされるのが昭和の時代だった。

陣流拳法の伝承者だった

もともと九州鹿児島の拳法道場の次男で、血のつながらない義兄との伝承者争いがあった。

後の北斗の拳である

後の南斗人間砲弾である

峠 球四郎

左右両刀投げ投手。打者しては右打ち。

初登場時には左腕で三段ドロップと殺人L字ボールを披露したが、ビクトリー戦では右投手になっている。

しかしビクトリー戦の試合途中で右腕を故障。

その後苦戦しながら左腕で投げている描写があるが

「もともと左利きだったんじゃね?」

とツッコミが入りまくった。

いったい球四郎は右投手、左投手のどちらなのか?

これは作者が設定忘れていただけ

また数年後の番外編ではまたしても左で投げている。

これに関しては「ビクトリー戦の負傷で右腕で投げられなくなった」という説が大勢を占めるが、当サイトの見解は

これも作者が設定忘れていただけ

である。

重度の厨二病

当初から野球やアストロ超人には興味がないような態度取っているが、アストロ戦のプラチナチケットをわざわざ入手して一人で観戦に行くツンデレな性格。

愛読書はヒトラーの我が闘争と、原子論や量子力学(アインシュタイン)で、利き腕と同様に思想も右なのか左なのかよくわからない。

読売グループから10億円(現在の価値で100億円以上)の融資を受け、富士山の麓に秘密特訓基地を建設する。

そこには大勢の職員が勤務しているが、なぜか全員女性である。

自分の部屋には大きなヒトラーのパネルを飾り、選手や部下にはフューラー(総統)と呼ばせ、独自の革命論をぶち上げる重度の厨二病だった。

灘高主席で東大を目指しており、受験が終わっていたであろう高三の3月11日にロッテ戦を観戦していた。

大学に行ってる描写はないが受験に失敗したようにも思えないので、大学より自分の野望(ビクトリー球団)を優先していたと思われる。

酒好き

18歳未成年だがしばしば飲酒をしているシーンがある。

ウイスキー好きだが、居酒屋でコップ酒(日本酒)を飲んでいたこともある。

デスクの引き出しにはびっしりウイスキーのボトルが入っていて、毎回ボトルに直接口をつけて飲んでいる。

試合中でさえ、ロッカーから酒を取り出し飲酒していた。

三荻野 球五(旧名 球一)

ポジションはサード。右投げ右打ち。

元々孤児だったが長嶋選手(当時)がその才能を見抜き密かに育てていたが、いろいろあってアストロ入り。

長嶋茂雄ゆずりの天才的な守備とバッティングセンスの持ち主。

しかし真面目な性格ゆえに、クセの強いアストロメンバーの中では地味なキャラになってしまい、あまり活躍の場面はなかった。

作者がそれではいかんと、ビクトリー戦前半で大怪我をする見せ場を作ろうとしたが、逆に負傷退場したことで物語後半には全く登場しなくなってしまった。

試合の最終盤で復帰するが、連載期間的には1年以上登場がなかった。

高雄 球六(別名 カミソリの竜)

右投げ右打ち。

ポジションはブラック球団時代はファースト。アストロに入団後はショートを守っている。

巨人に恨み(具体的な内容は不明)があり当初はブラック球団所属していた。

得意技はピッチャーを強襲する殺人X打法。

劇中で実際にピッチャーを強襲したことはないが、ビクトリー戦ではサードを守っていたダイナマイト拳の拳を粉砕した。

実は投手?

ロッテ戦で球一が負傷した際、チームメイトから「竜をリリーフに」という声が出る。

当時読んでいて「内野手の竜がなぜリリーフ?」と思ったが、どうやら

また作者が設定を忘れて

竜と無七志とを勘違いしていたのだった。

アストロ入団後はコホテーク彗星打法、アンドロメダ大星雲打法といった必殺打法があるが原理や威力はよくわからない。

後のギャラクティカマグナムギャラクティカファントムである。(リングにかけろ)

どちらも使われたのは一度きりで、コホテーク彗星打法は三塁打、アンドロメダ大星雲打法はファーストゴロだった。

ボール型のアザは背中にあるが、普段の状態では見えない。

しかし怒りや闘志が頂点に達すると浮き上がってくる。

後の怒粧墨である。(魁!男塾)

明智 球七・球八兄弟(旧名 球七郎)

2人とも右投右打ち。ポジションは外野手。

似ても似つかないが双子の兄弟である。

体の大きい弟の球八が、小さい兄の球七を投げてホームランを防ぐ超人守備を得意とする。

ものすごい跳躍のように見えるが、これは球八との協力プレイで、単独でのジャンプ力は当然落ちる。

この世界では数十mジャンプ出来る選手は他にも、ムササビの源太、モンスタージョー、リョウ坂本、伊集院大門、バロン森らがおり、彼らはいずれも単独でジャンプしている。

実は噛ませポジション

敵が味方入りすると弱体化するというジャンプ漫画のお約束はこの2人からという説が有力。(適当)

登場時は「完璧な超人守備」「破るには2、3年はかかる」といわれていたが、アストロ入りしてからは噛ませポジションになった。

対カミソリの竜 ボロ負け

対モンスタージョー 2本のホームラン。ボールの威力で両手を潰される

対リョウ坂本 ボールを見失う(2回)

対球四郎 飛距離届かず

火野 球九郎

最後に姿を現した9番目のアストロ超人。

元々は峠グループの社員で、アストロ超人の中では唯一社会人経験がある。

しかし高校卒業から入社してわずか3ヶ月で退職。

だがその3ヶ月間で大企業グループの会長からエリート社員だったと評価されているところをみると仕事ぶりも超人だったのかもしれない。

現在なら取得するのに数百万はかかる事業者用ヘリコプター操縦免許を持っており、個人費用で取ったのか、社員時代に会社が取らせたのかは不明。

超人としての能力やプレイは不明のまま。

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