漫画

【ゴルゴ13】夢の国のトランプヤラセ狙撃

トランプ銃撃事件

ども、MK団二代目団長マタンキ角南です。

トランプ前大統領が狙撃されました。

幸い弾はトランプ前大統領の耳をかすめただけでしたが、本当に紙一重の出来事でした。

犯人射殺の後、負傷したトランプ前大統領が「オレは大丈夫だ」と言わんばかりに力強く右手を突き上げ、まるで映画のようなシーン。

そういえばこの人はテレビタレントでもあったんですよね。

このシーン、テレビの前で思わずかっけーって叫んでしまいましたよ。

よその国の事件ですが、もし私がアメリカで選挙権あったら絶対トランプさんに投票してます(小並感)

ゴルゴ13によるトランプ狙撃

ゴルゴ13の名前を呼ぶときの作法

ゴルゴ13の主人公のことを「ゴルゴ」と呼ぶのはニワカです。

彼を呼ぶ時は1回目は「ゴル……あ、いやデューク東郷」と呼び、2回目以降は「デューク東郷」と呼ぶのが正しい作法です。

でも面倒くさくなったらゴルゴでよろしい。

ゴルゴ13「夢の国」

実はゴルゴ13にこれとよく似た……というか、トランプ大統領(当時)をゴル……あ、いやデューク東郷が狙撃するという話がありました。

単行本213巻「夢の国」です。

依頼者はトランプが不動産王と呼ばれていた時代からの部下トレーシー・スミス。

依頼の内容は、トランプのスマホ、それもギリギリスマホを壊さないように狙撃して欲しいというもの。

なんというムチャぶり。

しかしそんな依頼でも受けるデューク東郷。

スミスは一体何がしたいのか?

トランプは狙撃されるが、そのとき自分の身の安全より、近くにいる子どものことを心配するという動画を撮りたいのです。

大統領選挙に向けてトランプの支持率を上げるためです

そしてこの狙撃はヤラセであることを、あらかじめトランプに伝えておきます。

トランプ「まったくわからん」

たしかにもうちょっとわかりやすく全部説明した方がいいのでは?

と思ってしまいますが、ヤラセというのは事前に全て教えてしまうと芝居くささが出て、視聴者にバレてしまうものなのです。

かと言って全く教えないと思い通りのストーリーが撮れなくなってしまいます。

ヤラセは、少しだけ教えておく、この微妙なさじ加減を調整するのが優秀な仕掛け人なのです。

もちろんこの狙撃は成功。

そしてトランプがとった行動は

事前に教えられていた通り、子どもの安全を第一に考えて行動しました。

そして撃たれたスマホも壊れることもなく、カメラが向いている方向も

完璧です。

狙撃は見事に成功。

そしてヤラセもシナリオ通りにいき動画も撮れた!

そしてなによりこのことが広まりトランプの支持率も爆上がりです。

しかし実はこのあと予想外の展開があります。

それはネタバレになるのでここまでで。

トランプ前大統領銃撃事件

今回の事件はもちろんヤラセではありません。そして流れ弾で死者も1人、重傷者2人が出ています。テロは絶対許してはならないのです。

事件で亡くなられた方のご冥福を祈ります。

ゴルゴ13「ピリオドの向こう」

耳だけをかすめるように狙撃する神技

今回の件をトランプによる自作自演という人がいます。

耳だけをかすめるように狙撃するなんて、漫画の中だけの話で実際には不可能なのはちょっと考えればわかることですが苦笑

ちなみにゴルゴ13の作品の中にはこの耳をかすめるように狙撃する話があります。

ゴルゴ13、35巻

ゴルゴ13、35巻に収録されている「ピリオドの向こう」

正確にはイヤリングだけを撃つという依頼です。

イヤリングだけを撃ってほしいという、これまたなんという無茶な依頼!?

1mmでも弾丸が逸れたらターゲットは……

しかしそれが出来ると信じて依頼する依頼者

「あなたの世界一の射撃を売って欲しい」

いかにも資産家らしい言い方。

こんなセリフ一生に一度でいいから言ってみたいし、言われてみたい。

そして依頼の日、銃を構えて狙撃体制に入ったところ……

別の誰かによって依頼者の奥さんは狙撃されます。

当然依頼者はゴルゴが失敗したと思います。

しかし調査の結果、真犯人は依頼者が親友と思っていた警部だった。

依頼者は警部にイヤリングをつけ、ゴルゴから買った”狙撃”という商品を受け取ります。

波で揺れるボート、しかも横風……

世界一の狙撃が納品された瞬間です。

まあ、漫画の中だけの話で、実際には無理ですけどね。

ゴルゴ自身もこの狙撃は気に入ってるらしく、同業者にちょっと自慢したりしてますw

それでは今日はこの辺で。マタンキ

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