黄金の日本Jrたちのスーパーブロー

習得時期時系列
習得時期 | 高嶺竜児 | 剣崎順 | 河合武士 | 志那虎一城 | 香取石松 |
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チャンピオンカーニバル編(Jr全国大会) | ブーメランフック | ローリングサンダー | |||
日米Jr決戦編 | |||||
影道編 | ブーメランスクエアー(未完成) | ジェットアッパー | スペシャルローリングサンダー | ハリケーンボルト | |
Jr世界大会編 | ブーメランスクエアー(完成) | ギャラクティカマグナム(前期型) ギャラクティカファントム | |||
ギリシア12神編 | テリオス | ジェットラベンダー | 円月拳 | スパイラルハリケーン | |
阿修羅編 | ギャラクティカマグナム(後期型) | ||||
世界タイトルマッチ編 | ウイニングザレインボー |
※影道総帥の影道雷神拳、冥王拳、龍極破は習得時期不明のため省略
高嶺竜児
ブーメランフック
左ジャブ、右ストレートに続いて姉から教えられたパンチが左フック。
このとき竜児はパワーリストの影響で、左フックを少し変わった角度で打つクセがあった。


そのため竜児のパンチはただの左フックではなく、伝説のパンチ・コークスクリューブローだったのだ。
以上のようにブーメランフックはこの漫画ではめずらしく実在するスーパーブローである。

中学生の全国大会チャンピオンカーニバルの3回戦、愛知県代表の織田戦で初披露
次の準々決勝沖縄代表の金城戦では使用されず。
また準決勝の志那虎戦は試合内容自体が不明。
決勝の河合戦。さらに日米決戦で使用される。
ブーメランスクエアー
影道戦に備えてブーメランフックの進化系パンチを習得した。
その名はブーメランスクエアー。
その名の通りブーメランフック(コークスクリューパンチ)の2倍、いや二乗の威力があるとされる。
初めて披露されたのは影道総帥戦。

この時点ではまだ未完成状態で名前もつけられていなかったが、影道総帥はそのまま大阪の野外会場で太陽の塔まで飛ばされた。

パンチが当たった瞬間に肉眼ではとらえきれないスピードで相手の体が回転しており、その勢いで相手が場外まで飛ばされている。
次に披露されたのはJr世界大会の3回戦イタリア戦。
ドンジュリアーノを代々木国立競技場の場外まで吹っ飛ばした。

ドイツチームの分析で、インパクトの瞬間に肉眼では捉えられないスピードで回転していることがわかった。

以降、4回戦のオランダ戦(相手の名前は不明)、準々決勝フランスのナポレオン戦、準決勝ドイツのヘルガ戦、そして決勝のアポロン戦で使用される。

上位バージョンのテリオスを習得して以降、阿修羅編ではテリオスの前の痛め技として使われることが何度かあった。
阿修羅編の邪鬼、凄牙など。
テリオス
ギリシア12神戦用に習得した新パンチ。
古代ギリシア語で「願いを叶える」の意味。
ブーメランフック、ブーメランスクエアの進化系だが、ブーメランの名を冠したのは初披露のギリシア12神戦ポセイドン戦のみで後にテリオスだけになった。

そのままギリシア12神戦ゼウス戦で2回のテリオスでゼウスを倒した。
阿修羅の邪鬼、妖鬼ひ(ムジナへんに比)、羅刹鬼、など。
ウィニング・ザ・レインボー
姉の高嶺菊から最後に授けられたパンチ、アッパーカットが原型。
剣崎とのタイトルマッチ戦が最初で最後の使用だった。
その剣崎に3発のウイニングザレインボーを打ち込みKO勝ちした。

剣崎順
ギャラクティカマグナム(前期型)
スーパースター剣崎順の右腕に宿るスーパーブロー。
リングにかけろ!で最も有名な……いや、車田マンガ全ての中で最も有名な必殺技の名前と言っても過言ではない。
剣崎財閥の力で変電所を借り切り、その中で特訓をして習得した。
そのことを聞いた敵からはお約束のように「なにい!?」「もしやマグナムの正体はーーーー」などと驚愕するが、その正体や原理が明かされることはなかった。

初披露はJr世界大会の準決勝ドイツのスコルピオン戦。
他のキャラはパンチを進化アップデートしているが
「天才剣崎だけは左右1つずつのスーパーブローで十分だった」
と言われている。
しかしこれはあまり正しくない。実は
マグナムには前期型と後期型がある。
前期型マグナムを打つときは大きく体を開き、右腕が大きく伸び切った状態になる。
極端な右ストレートと言っていい。
その威力は風圧だけで会場の窓ガラスを割り、最後は敵を場外まで吹き飛ばした。

なお劇中で、パンチで敵を場外まで吹き飛ばしたのは高嶺と剣崎だけである。

ギリシア12神戦のハーデス戦。なおハーデス戦ではファントムも使用している。
阿修羅編ではモブ相手に乱発、さらに闇法師に使用。
ギャラクティカマグナム(後期型)
阿修羅編の闇法師戦からそれまでのマグナムとは違う打ち方になる。
体を開いて右腕が伸び切った状態になる前期型から、後期型マグナムでは腕を上から振り下ろすようにして放つ、オーバーハンドパンチ(スイングパンチ)に進化した。

プロボクサーとしてジーザスクライスト戦、高嶺竜児戦で使用される。
ギャラクティカファントム
右のマグナムに対し、左腕に宿るスーパーブロー。
右のマグナムと同時に変電所での特訓で習得したが、威力は右のマグナムを凌ぐと言われている。
ファントムを打つ時は左腕と体を内側に捻り、相手からは背中しか見えない状態になる。
極端な左フックといえよう。

初披露はJr世界大会の決勝、ギリシアのテーセウス戦。
マグナム同様、やはり敵を場外まで飛ばしてしまった。

そしてギリシア12神戦でハーデス戦。
阿修羅のモブにも使用している。
プロデビューの世界タイトルマッチでジーザスクライスト戦で使用。
最後の高嶺戦を除いて、全て1発で決めるフィニッシュブローとなっている。
河合武士
もともと右のアッパーカットが得意なボクサー。
チャンピオンカーニバルの決勝高嶺戦、日米決戦のミズシャネル戦でフィニッシュに使っていた。

ジェットアッパー
得意パンチである右アッパーの威力をどうすれば強化できるか考え、ピアノの練習中にジェットアッパーを思いつく。

それまでの右アッパーと何がどう違うのかは不明

初披露は影道黒夜叉戦。
ドイツのゲーリング戦、ギリシアのオルフェウス戦。
阿修羅のモブ相手に使用。
ジェットラベンダー
ギリシア12神戦用に習得した新パンチ。
右ではなく左のアッパーカットである。
ピアノの低音部、つまり左側を血まみれになるぐらい強く弾くことでマスターした。
しかしこのパンチを使うと河合の左腕は破壊されてしまい、二度とピアノが弾けなくなる設定。

使われたのはギリシア12神戦のナルシサス戦のみ。
しかしギリシア戦以降も普通にピアノを弾いていた。

志那虎一城
幼少期の頃から基地外の父親から虐待を受けていた

父親の虐待はとどまるところを知らず、扇風機を改造した真剣扇風機で一城の稽古を続ける。


もはや虐待をとおりこして基地外である。
これにより剣術における見切りを身につけさせようとしたが、あえなく一城は右腕が使えないカタワになってしまった。

この基地外の父親のせいで、志那虎少年は右腕の切断こそ免れたものの全くと言っていいほど動かなくなり、ボクサーとしては左手のみでの戦いを強いられることになる。
父親からこのような酷い仕打ちを受けていたにも関わらず、最終的には父のあとを継いで剣道の道を進んでいる。
神技的ディフェンス

「かみわざてきディフェンス」ではなく「しんぎてきディフェンス」と読む。
紙一重で相手のパンチをさけ、相手のパンチが突き抜けてしまうように見える。
真剣扇風機の特訓により、剣術でいう見切りを習得した。
ローリングサンダー
中学に上がると、真剣扇風機の回転スピードを0.1秒間隔まで速め、さらに3回往復できるようになった。

こうしてボクサーとしては左手のみで戦うというハンデを背負っているが、それを補って余りあるローリングサンダーを会得した。

チャンピオンカーニバル準々決勝、埼玉県代表の鬼島戦で初披露。
準決勝の高嶺戦、日米Jr決戦のミック戦で使用される。
スペシャル・ローリング・サンダー(SRT)
初披露は影道、魔風戦。
ローリングサンダーが三発なのに対し、急所に打ち込む数が五発とアップデートしている。

世界大会でも、対メキシコ戦、準決勝ドイツのゲッペルス戦、決勝のユリシーズ戦。
阿修羅の百鬼丸と2回戦って、2回とも使用。一度目の対戦は引き分けに終わったが2回目で倒している。
円月拳
ギリシア12神戦用に会得した新スーパーブロー
志那虎家に代々伝わる秘伝の書、志那虎陰流”天の巻”に記されている剣術の極意がベースになっている。

が、詳しい内容は一切不明。
左手を回転させ、相手が踏み込んできたところを拳で切り裂いた。


使われたのはギリシア12神戦のメデューサ戦。
さらに阿修羅のモブにも使用。
香取石松
ハリケーンボルト
チビという身長のハンデを補うため、ジャンプして上からパンチを叩き込む、大変わかりやすいスーパーブロー。

影道死神戦で初披露。
劇中特に描写はなかったが、影道戦に備えていつの間にか習得していた
世界大会でも使用。ドイツのゲッペルス戦、決勝ギリシアのイカルス戦。
ギリシャ12神戦の前哨戦で巨漢の男をはじめモブを合計3人倒している。
また阿修羅のモブ、餓鬼、で使用。
スパイラル・タイフーン
ギリシア12神戦用に会得した新スーパーブロー。
螺旋状に回転しながら落下することにより、敵にマトを絞らせないようにするパンチ。
ハリケーンボルト同様、原理が大変わかりやすいスーパーブロー。

使われたのはギリシア12神戦のペガサス戦。
また阿修羅の餓鬼戦でも使われているが、その時は「スパイラルタイフーン」とは表記されず、残念ながら餓鬼にも致命傷は与えていない。
最終的には餓鬼は頭突きやパンチなどのケンカ殺法で倒している。
影道総帥(影道 殉)
剣崎の双子の弟。
途中からレギュラー入りし、六番目の黄金の日本Jr代表といってもいい。
近年の戦隊モノが最初の5人から、途中で6人目が加わる展開の先駆けである。
影道雷神拳と影道冥王拳
総帥にはふたつのスーパーブローがあり、一つは雷神拳、もう一つは冥王拳。
どちらも右のアッパーパンチだが、雷神拳が片膝をついて打つのに対し、冥王拳は直立状態から放たれる。
とりあえず雷神拳を放ち、それでもだめなら冥王拳が打たれることが多い。
兄の剣崎におけるマグナムとファントムの関係に似ている。

雷神拳は阿修羅編では獅子王に使用。

ギリシア12神戦のビーナス戦
阿修羅編では獅子王。ちなみに獅子王は雷神拳、龍極破、冥王拳とフルコースだった。
影道龍極破
相手の運動機能だけを仮死状態にするパンチ。
どういった原理なのかは全く不明。
さらにすれ違いざまに打った描写しかない(既に打ち終わっている)ので、どのように放たれているのかすら不明。
敵も読者も気がついた時にはパンチが決まっているようだ。

主に相手に詰問したり、降伏を考える猶予時間を与えるために使用される。
しかしこれによって相手が自白したり降伏したことは一度もない。
ギリシア12神戦のビーナス戦
阿修羅のモブ、獅子王に使用。
影道鳳閣拳
相手に打ち込んでから数時間後にダメージを与えるパンチ。
受けたクレウサからは「痛くも痒くもない!」と言われるが、数時間後に「心臓が破裂しそうだ」と言ってそのまま倒れてしまった。
ボクシングの試合では意味がないとされている。

ギリシア12神戦でクレウサに使用