化学調味料は悪という風潮
包丁人味平で化学調味料は悪と思い込んでしまった50代は多い
ども、MK団2台目団長マタンキ角南です。
化学調味料は体に悪い!
そんなことがもう何十年も言われ続けてきました。
実際我が家では昔から化学調味料は使っていませんでした。
そのなかでもよく言われてることが
化学調味料が入った料理を食べると舌が痺れる。
化学調味料は石油から作られている。
で、それを信じていました。
そもそも団長が化学調味料は悪と認識したのは包丁人味平を読んでからです。
ラーメン祭り編で、スープに化学調味料を使った出場者がいました。
とまあこのシーンで刷り込まれちゃったわけです。
この味平の連載時に我が家はどうなんだと台所に行くと味の素はありませんでした。
母親に聞くと
「あれ体に悪いから」
さすがワイの母ちゃん!
あなたの息子に生まれてよかった
こうしてワイは
化学調味料を使った味はニセモノ!
と刷り込まれてしまったのです。
美味しんぼで化学調味料は悪とダメ押しされた50代は多い
でも何かモヤモヤする。
化学調味料使っても美味しいんならそれでいいやん?
あ、でも体に悪いのか。
石油から作ってるってマジか?
その後化学調味料は美味しんぼで悪の如く糾弾されまくりました。
うん、やっぱりそうだ。
化学調味料は悪なのだ!!
美味しんぼまで言うんだからまちがいない。←
実は包丁人味平には化学調味料が悪なんて描いてなかった
しかしどうも風向きが変です。
ネットでの情報を見る限り化学調味料擁護が圧倒的に多いのです。
まあなんでも逆張りしたほうがウケるからなあ。
そう思いつつ、今回包丁人味平のこのシーンを読み返してみて意外な事実がわかりました。
なんと!包丁人味平では化学調味料は悪なんてどこにも書いていなかったのです。
そしてもちろん健康に害があるなんてことも書いていない。
家庭料理で使うのは良いけど、味の競技会でもあるラーメン祭りで、例えルールには明記してなくても化学調味料を使うのはダメだと言っただけなのです。
えーーー今さらーーーっ!?
味平に書かれていた内容をノーカットで見てみよう
あれれ?
ほんとだ……(冷静)
どこにも化学調味料が悪とか書いてない。
ましてや体に悪いとかなんとか。
どれも同じ味になるというのはちょっと言い過ぎかなと思うけど、まあまとめると
プロがお店で使うのはいかがなものか
というぐらい。
んんん?
じゃあなんでワイは化学調味料は悪って思ってしまったんだろう?
うーーーーーむ
他のグルメ漫画では化学調味料は正義
そして他のグルメ漫画、たとえばらーめん才遊記では
ミスター味っ子2(第3巻)では
擁護しまくり。
いや、擁護というより化学調味料が悪なんて迷信。
今時それを信じてる奴はバカみたいな風潮。
化学調味料こそ正義!
マジかああああああ
一体誰だよ、化学調味料は悪なんて言ったのは!
あ、わかった。
美味しんぼだ。
化学調味料は本当に体に悪いのかまとめ
もうあちこちのサイトや動画で語られていることをまとめます
化学調味料の入った料理を食べると舌が痺れるのは本当ですか?
塩分だって糖分だって、大量に摂れば舌がおかしくなるし体にも悪いですよ
中華料理(ラーメン)でよく舌が痺れるのは、中華の塩分と旨み成分(グルタミン酸ナトリウム)との相性が良いためついつい化学調味料を入れすぎるからでしょう。
チャイニーズ・レストラン・シンドローム(中華料理店症候群)というやつですか?
アメリカの中華料理店で食事をした人たちが頭痛や吐き気に襲われたことから、グルタミン酸ナトリウムが原因だとする論文が1968年に発表され、その中にチャイニーズ・レストラン・シンドロームという言葉が使われました。
その内容についても色々と検証方法に問題があるのでご自身で調べてください。
なんでも取りすぎは体に悪いので、適度な量を守れば美味しくいただけるのです。
化学調味料は石油から作っていたというのは本当ですか?
正確にいうと石油ではなく石油製法です。
確かに一時期(1950年代)味の素は石油製法で作っていましたが今は違います。
現在はさとうきびを発酵させてグルタミン酸ナトリウムを作っています。