MK団二代目団長、マタンキ角南です。
荒野の少年イサム、読み終わりました。
子どもの頃、ジャンプで一番好きなマンガで毎週10回以上は読み直していたんですが、それでも細かい描写までは忘れてるもんですね
インディアンとの銃撃戦のあと、ビッグストーンが白人のお嬢さんと一緒に暮らしていた話とかすっかり忘れていました。
今回読み直して驚いたことは、ストーリーの展開の早さです。
アストロ球団でも思いましたが、昔のマンガってストーリーを薄める引き延ばしが無いから本当にテンポがいい。
ロスパブロ一味との対決が4週(銃撃戦はほぼ1週で決着)
ビッグストーンとの決闘も4週(相打ち、引き分け)
インディアンとの銃撃戦が単行本1冊(10週)
クララの誘拐からウインゲート親子との最後の対決も単行本1冊(銃撃戦は数頁)
そして何年もの長期連載と思ってましたが2年半ぐらいで、今の基準で考えたらそれほどでもない期間だったんですね。
たぶん今だったらロスパブロ一味との対決だけで2、3年かかりそうですw
今回読み返してみましたが、イサムって正義感が強いっていうより、優柔不断といったほうがいいかもしれませんね。
イサムの煮え切らない性格が様々なトラブルの元になってるような気がします。
もしイサムさえいなかったら。
ロッテンキャンプのおじさんが2人(スコッティとタール)イサムのせいで死んでます。
イサムがいなかったらウインゲート親子は早々にワイアットアープ保安官に逮捕されてます。
イサムがいなかったら賞金稼ぎのマックも死ぬことはなかったでしょう。
イサムがいなかったらビッグストーンは仇を討ててました。
イサムがいなかったらモリソン牧場もウインゲート親子と関わらなくてすんだのに。
そしてジョーカーJrも死なずにクララと結婚して幸せになれたはずです。
それもこれもイサムはわりと早い段階で、薄々ウインゲート親子のたちのことはわかっていたのに付かず離れずにいたせいです。
逮捕されたときに、自分が裁判長だったらやっぱり縛り首を言い渡してるかもw
もう少しイサムについては書きたいと思います。
ではきょうはこの辺で。マタンキ