中性的で不思議な色気のある声の持ち主、太田淑子さん
アニメひみつのアッコちゃん、リボンの騎士、ヤッターマン1号など
ども、MK団2代目団長マタンキ角南です。
団長が子どもの頃大好きだった声優さんが太田叔子さんです。
この人の中性的で、少し幼い感じの不思議な声が好きでした。
アニメの声で有名なのはジャングル大帝レオ、ひみつのアッコちゃん、新オバケのQ太郎の正ちゃん、ドラえもん(日テレ版)のび太、ヤッターマン1号、などなど。
中でも一番好きだったのがリボンの騎士のサファイアです。
漫画のヒロインへの初恋があったとすれば、団長はサファイアでした。
太田さんの中性的な声がトランスジェンダーだったサファイア王子(サファイア姫)にぴったりでした。
アニメリボンの騎士では、サファイアは前半2クールまでは王子として育っていたので男言葉でしゃべっていましたが、ジュラルミン大公らの陰謀で実は女の子であることがバレてしまいます。
後半でも最初のころは男言葉で喋っていましたが、回を追うごとに少しずつ女の子らしい言葉使いに変化していきます。
やがてサファイアの姿の時は女の子の言葉で、そして敵と戦うためにリボンの騎士に変身した時だけ男の子の言葉を使うという切り替えに、団長は子どもでしたがゾクゾクと興奮しました。
もし名探偵コナンがあと20年早かったら、きっと太田さんが声を当てていただろうなと思ってますw
物語のクライマックスではエックス連合という魔物(?)たちの国が攻めてきて、サファイアがリボンの騎士となって戦うのです。
トランスジェンダーの王女が騎士となって魔物の国と戦うって、これもう完全に 薄い本じゃないですかw
さすが手塚先生!
もう設定が完全に50年先を行ってます。
海外ドラマ、ラバーン&シャーリーのシャーリー役
そして成長した団長が高校生の頃好きだったのが、アメリカのコメディドラマ「ラバーン&シャーリー」
1950年代のアメリカミルウォーキーのビール工場に勤める年頃の女性2人が主人公です。
日本では80年代前半、団長が高校生の時に深夜に放送していました。
ふたりの主人公は、少し皮肉屋で冷めてるラバーンと、天然のシャーリー。
でもビール工場に勤めていたっていう設定なんか完全に忘れていた。というか知らなかったぞw
OPにビール工場らしきものが映ってるだけで、工場勤務とか働いてる様子とか全然なかったし。
それよりも毎週違うBFが出てきて、さすがアメリカだなあと思いながらみてました。
この2人の声を吹き替えていたのが、ラバーンはサザエさん役の加藤みどりさん。
そしてシャーリーの声が太田叔子さんだったのです。
健全なコメディドラマですが、時々下ネタをぶち込んでくるのが男子高校生にはうれしくてうれしくて(笑)
「彼ったらキスがすごい濃厚で。きっとあちらの方もすごいと思うのよ」
童貞高校生にはちょっと刺激的な会話を、脳内でサザエさんとサファイアに変換してましたよw
太田叔子さん、あなたの不思議で艶っぽい声が好きでした。
太田淑子さんのご冥福を祈ります。
「ひみつのアッコちゃん」の声優・太田淑子さん死去(2021年11月8日)
声優の太田淑子さんが、先月29日に心不全のため入院先の病院で亡くなっていたことを8日、所属事務所が発表しました。
89歳でした。 太田さんは、『ジャングル大帝』のレオ役や、『リボンの騎士』のサファイア役として、手塚作品の主人公を数多く演じました。
さらに『ひみつのアッコちゃん』では主人公のアッコ役、タイムボカンシリーズ『ヤッターマン』では、ガンちゃん(ヤッタ―マン1号)役など、多くのキャラクターの声を務めてきました。
2016年にはアニメーション業界に貢献した人物をを顕彰する“第12回 TAAF2016 アニメ功労部門”で功労者として顕彰されました。
所属事務所のテアトル・エコーによると、親族により葬儀はすでに執り行われたのことで、最後に「ここに生前長年にわたって賜りました御芳情に対し厚く御礼申し上げますと共に謹んでご報告申し上げます」と締めました。https://news.yahoo.co.jp/