宇宙旅行は男のロマン
元ZOZOの社長、前澤友作さん月旅行断念
ども、MK団2代目団長マタンキ角南です。
元ZOZOの社長だった前澤さんが”宇宙”に行けませんでした。
予定では2023年には月旅行に出発するはずだったのですが、計画が遅れに遅れ、いつ行けるのか実現の見通しも立たず。
これ以上待っても時間の無駄と判断し前澤さんは旅行をキャンセルしたのでした。
2018年には宇宙ステーションに行った
前澤さんは2018年に宇宙旅行の民間会社(スペースX社)と契約。
スペースX社というのは、X(旧Twitter社)のイーロンマスクがCEOを務めるアメリカの民間企業です。
2018年に契約して、2021年には地球の周回軌道に乗りISS宇宙ステーションに民間人として入ることに前澤さんは成功。
いよいよ次が本番、2023年に8人のパーティーで月まで行くぜ!というプランでした。
前澤友作と月へ行くクルー8名を募集
前澤友作(株式会社スタートトゥデイ 代表取締役社長)は、宇宙開発企業スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(英:Space Exploration Technologies Corp.、本社:カリフォルニア州・ホーソーン、CEO:イーロン・マスク、以下: SpaceX社)が開発を進めている超大型ロケット「Starship」に乗って、民間人初となる月周回を計画している宇宙プロジェクト「dearMoon」の同乗者を世界中から8名募集することを本日発表いたしました。
dearMoonプロジェクトは、2018年に前澤友作によって、イーロン・マスク氏率いるSpaceX社が2023年の打ち上げに向けて開発を進めている超大型ロケット「Starship」による民間人初の月周回計画の全席の権利を取得したことにより始動いたしました。
そして、この度前澤の「宇宙へ行くチャンスをより多くの、より多様な人に開きたい」との願いから、前澤友作とともに月へ行くクルー8名を、世界中から公募することが決定いたしました。prtimes.jp
人類がまた月に行くのか。しかも日本の民間人が!?
しかし正直ワイはこの計画、ちょっと無理だろうなと思ってました。
それでも行ってほしいと、少し期待はしてたのですが……
今回の発表は「やっぱりむりだったか」です。
だって技術的にまだまだ人類は月には行けそうにないからです。
人類は本当はまだ月には行ってない
人類の宇宙計画
「アメリカは再び月に人類を送り込む」
「アメリカは2024年に月に女性の宇宙飛行士を送り込む(アルテミス計画)」
「アメリカは2030年代に火星へ有人探査を行う(2010年オバマ大統領)」
とにかく「アメリカは〇〇年までに××まで行く!」みたいな話をしょっちゅうしてるが、実際はいつまで経っても宇宙ステーション以上のところへ行ける気配がない。
検索すれば「2010年までに……」なんて話まで出てくる。
もう終わっとるがな。
最近では中国までは「2030年代に月へ有人探査を行う」とか言い出した。
そういえばワイが子どもの頃読んだ小学館の本には
「皆さんが大人になる頃には夏休みに家族で月旅行が行けるようになってるでしょうね」
みたいなことが書かれていて
「大人になってからか〜。もっと早く行きたいなあ〜」
なんてことを思っていた。
ところが現実はどうだ?
アポロが月に行ってから50年以上経ったが、あれから人類は誰も月に行ってない。
なぜだ!なぜなんだ!!
答えは簡単。
人類の科学力ではまだまだとても月まで行けないからだ。
陰謀論とか信じる方ではないがこれに関しては断言してもいい。
人類は月に行ってない!
アポロから送られてきた写真や動画に関して、いろんな矛盾が指摘されている。
それらに関しては反論もされているので、どちらの言い分が正しいかそれぞれで判断したら良い。
ワイは世間で言われてる陰謀説に関しては、どちらかというと肯定派(アポロは月に行ってる派)の方に分があると思っている。
しかしそれでもアポロが月に行ってないと思う理由は技術的な問題で、わかりやすくいうと距離の問題だ。
地球の直径は12,742km、月の直径は3,474km、そしてその距離38万km。
人間というやつはある程度数字が大きくなると感覚が麻痺してわからなくなってしまう。
さらにここに宇宙ステーションISSの衛星軌道は高度40万mとか言って単位をすり替えてしまうともうわからない。
さらにさらに比較対象を飛行機にして
「ジャンボジェットの高度が1万mなのでいかに宇宙ステーションが遠いかわかるでしょう」
なんて言いだされるともう何がなんやら……
こうやって人は騙されていくのである
地球から月までの距離
数字は忘れて、まずこの図を見てほしい。
多くの人は地球と月の位置関係をこんなふうに思っている。
だが実際はと言うと
これぐらい離れているのだ。
月がむちゃくちゃ遠くにあり、逆に宇宙ステーションのなんと近いこと!
イメージしやすい単位に置き換えてみよう。
仮に地球の大きさを直径1mとしたら月までの距離は30m(月の直径は27cm)。
そして宇宙ステーションは地球から3cmしか離れていないのだ。
3mの計算間違いじゃないかと思ったが、本当にたった3cmだった。
それが地球と月と宇宙ステーションの位置関係なのだ。
人類が月に行ったはずがない
21世紀になってすでに25年が過ぎた。
なのに我々人類はいまだに3cmのところを宇宙と呼んで飛んでるのだ。
冗談抜きで目と鼻の先ぐらいである。
おかしくないか?
50年以上も昔に、滑走路のない岩場に初見で着陸し、発射台もないのに再びロケットを打ち上げ、月の引力を振り切り、月の衛星軌道で待機している母船とドッキングし、再び地球に帰ってくるなどということを何度もやってのけたはずなのに?
何度も言うが50年以上昔の技術で?
【結論】絶対無理!
こう考えたら人類が50年以上も前にすでに月に行ったなんて誰がどう考えたっておかしいだろうと。
1990年代、月に行ってから20年ぐらいの時には
「月に行くには予算がかかりすぎる。コストとリターンが見合わない」
という言い訳もまだ納得された。
しかし50年過ぎた今でも同じことを言っている。
今や民間人が宇宙ステーションへ行き、ロケットを打ち上げられるぐらいまでコストダウンしているのに……
一体いつになったら人類は他の星へ行けるのだろう。
いつになったら本当の宇宙に出られるのだろう。
多分……いや、絶対ワイが生きてる間は無理だ。
それぐらい本当の宇宙は遠いのだ。
それでは今日はこの辺で。マタンキ。