MK団二代目団長、マタンキ角南です。
最近は単行本を電子書籍で買うようになりました。
電子書籍のメリットとして、場所を取らない。
紙媒体に比べていくらか安い。
そして何よりもいいのが新品だということです。
昔のマンガが在庫切れだったり絶版になっている場合、どうしても古本ということになります。
団長、結構潔癖性なんですよ。
古本とか前の持ち主のがわからないものを触るのが嫌なんです。
ホントいい時代になりました。
さて今回その電子書籍で全巻大人買いしたのは荒野の少年イサム。
団長は子どもの頃、漫画家になりたいと思ったことがありました。
漫画家になりたいと思った子どもがやることは、まず好きな漫画の模写です。
団長が憧れた漫画家は川崎のぼる先生。
特にこの荒野の少年イサム。
かっこいい登場人物やストーリーはもちろん、ジャンプの他の作家と比べても圧倒的に絵がきれいでした。
見よ、この週刊連載とは思えぬ描き込み!
しかもモブキャラもアシスタントに任せず全て先生自身が描いてらっしゃいます。
今見ても凄すぎます。
しかし小学2年生でこの絵を真似ようとしたのだから無謀すぎます。
あまりにもハードルが高過ぎ、あえなく挫折。
カイジの最初に出てきた話ですが目標のレベルはそこそこ適度でないとやる気が失せます。
小学2年生でこの真理を体験しました。
この時目標にしたのがとりいかずよしだったら、ひょっとしたらあきらめずに漫画家になっていたかもしれません(おいおい)
話が逸れました。
昨日大人買いした「荒野の少年イサム」1日で6巻まで読みました。
団長が好きだったキャラはもちろんビッグ・ストーン。
母親の仇であるウインゲート親子を追う、黒人のアウトローガンマンです。
川崎先生の絵だと、まさに黒い花形満と言った感じです。
マンガでは主人公より、ライバルやサブキャラクターに魅力があると話が盛り上がります。
アウトローとしてもビッグストーン1人の賞金額がウインゲート親子3人分と同じということからも、その凄さがわかります。
(なお連載後半にはビッグストーン、ウインゲート親子とも賞金額が5000$に上がります)
不思議なのはビッグストーンは何をしてお金を稼いでいるのかということです。
自分を狙う敵(主に白人)をしばしば殺していますが、ウインゲート親子のように強盗や盗みをしているシーンが一切ありません。
それから最近気がついたのですが、この「ビッグ・ストーン」という名前。
日本語だと「大石」になるわけですが、やはり仇討ちということで大石内蔵助から取ってるんでしょうね。
お母さんの仇を討つチャンスは何度もあったのに、勿体つけてる間にいつも逃げられてしまいます。
まあこの辺はマンガのお約束なんでしょうけど、見ていていつもイライラしてましたw
さて結局ビッグ・ストーンはお母さんの仇を討つことができたんでしょうか。
まあまだ最後まで読んでませんので。(知ってるけど苦笑)
では今日はこのへんで。マタンキ。