ども。MK団2代目団長、マタンキ角南です。
団長が初めて映画館で見た映画は何だったのか?
ちょっと記憶が定かでなく候補がいくつかあるのですが、その1つがこの「モスラ対ゴジラ」です。
幼稚園児だったのでたぶん1969年か70年です。
Wikipediaで「モスラ対ゴジラ」調べてみると最初の上映は1964年、その後70年に他の東宝マンガと一緒に上映するため短く編集したバージョンがリバイバル上映されたようですが、団長が見たのは間違いなくフルバージョンでした。
この時代は制作が大変で、映画館でも何度も同じ映画を上映していたんでしょうね。
さてその「モスラ対ゴジラ」
まだ幼稚園児だった団長は、なんだかよくわからないけど怪獣映画というだけで「見たい」と母親に頼んで映画館に連れていってもらったのです。
映画が始まってすぐに後悔しました。
どう見てもウルトラマンもセブンも出てきそうにないのです!
雰囲気的に(幼稚園児にとっては)ストーリーもつまらなさそうです。
しかし自分からねだって見にきた手前、つまらなさそうにしては母親に申し訳ないです。
それから2時間、この退屈な映画をがんばって楽しそうな表情で見てました。
映画のストーリーは全く覚えていません。
ゴジラの映画って今も昔も少し大人向けじゃないですか。
幼稚園児には難しすぎました。
覚えてることと言えば2人の小人が歌っていた「モスラ〜や、モスラ〜」の歌ぐらいです。
この不思議な歌がモスラの応援らしいということだけ覚えています。
あとは成虫モスラがゴジラに体当たりを繰り返すのを見て2人の小人が言った
「もう老いたモスラにはあれが最後の武器なのです」
というシーン。
なんでこのシーンとセリフを今も覚えているのかというと
「こいつ光線技持ってないのかよ!」
って思ってたんです。
結局この映画では何で怪獣モスラが善で、ゴジラが悪なのか?
いまだによくわかってません。
しかもその善がウルトラマンみたいな人型じゃなく昆虫、それもよりによって蛾ですよ、蛾!
もう見ていて最高に気味悪かったです。
でも映画館を出るときは母親に気を使い、とても満足でうれしそうな表情をしていたはずです。
そんなこともあって団長にとってこの映画はトラウマになりました。
以来ゴジラ映画は1作も見ていません。
ザ・ピーナッツ 妹の伊藤ユミさんがお亡くなりになりました。
ご冥福を祈ります。